股関節治療において、骨切り術は思春期・若年者の股関節疾患に不可欠な難易度の高い手術適応・手技の継承、発展が求められる分野です。欧米においても、この年齢層の人工関節は問題となっているのが現状で、関節温存の重要性が問われます。「股Osteotomyを語る会」の名称は故九州大学名誉教授杉岡洋一先生が名付け親であり、先生の骨切り術に対する「差しで向かい合って時間をかけ本音で語り、幅広い知識を持った股関節外科医を育てる」という熱い思いが発足当初のコンセプトであります。
2003年に第1回を行いましたが、本年度で第18回になります。杉岡先生のご意見に賛同しご依頼を受け長年運営を手掛けてまいりましたが、年々参加の先生方が増していることは喜ばしい限りです。通常の研究会とは異なった形式をとって活発な本音での討論が行われておりますが、経験豊富な股関節外科医の先生方にご参加頂いていますので、普段は知りえないお話を聞けることも大切な点と考えます。多数の先生方が参加される懇親会も本会の特徴の1つで、組織の壁を越えた交流・情報交換の場となっております。
コロナ禍の為に2年に渡り延期を余儀なくされておりますが、コロナ禍前に戻って盛況に開催できることを願っております。最後になりましたが本会に対するご意見やご要望がございましたら、事務局までお知らせいただければ幸甚に存じます。
股Osteotomyを語る会 代表世話人
昭和大学/佐々総合病院
渥美 敬